幸隆・昌幸・幸村 真田三代の戦国ロマンの郷


「信州しあわせ村真田」・「ほっとステイさなだ」立ち上げの経緯

日本の農業・林業の現状は国際貿易自由化の荒波にさらされ一段と厳しさを増してきています。小規模農業の限界、農業従事者の高齢化と後継者不足、米作依存の体質、遊休農地の増加と農地の荒廃、林業従事者不足と整備されないままで放置された森林などの難問を解決することはたやすいことではありません。

我々が住む真田の郷も同様の問題をかかえており、我々有志も里山整備のボランティア活動や地域イベントへの参加、公民館活動への協力、森林整備などの活動をてきましたが、地域社会全体の活性化というもう一段高い活動を模索してきました。

ちょうどそのようなとき、武石村の信州せいしゅん村の「ほっとステイ」事業を知り、真田の郷にも応用できる農山村を活性化する「村興し」のヒントを得ました。真田の郷の農業・林業、農山村を何とかしたいという熱い思いの延長線上に、ここ真田の郷でも農山村の重要性を再認識した有志が集まり、実地見学・数度の勉強会を経て2005年暮れに

「信州しあわせ村真田」を結成し、ありのままの農山村を活用した「ほっとステイさなだ」の事業を立ち上げることとなりました。